当院ならではの治療として、CAD/CAMを応用したセラミック治療があります。
型取りから装着までに1週間程度かかっていた修復治療が、院内で1時間程度で完結できます。
​(*治療歯の状態によって、向き不向きがありますので、予めの診断が必要です。)

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CAD/CAMについて

CAD/CAMとはcomputer-aided design/computer-aided

manufacturingの略称で、コンピューターの力の借りて、設計や製作をする技術のことを指します。当院では、この技術を応用した機器を用いて、修復物や補綴物(詰め物やかぶせ物)を作ることができます。

なぜセラミックか

そもそもセレックシステムでは、詰め物や被せ物を制作する手法として機械削り出しを行っています。そのため、彫刻する相手は金属よりもセラミックのような材料となります。また、天然歯の表層にあるエナメル質はガラス質であり、セラミックはそれと近似した性質や強度を持つため、修復材料として適していると言えるのです。余談ですが、SDGsにも貢献するといえます。(笑)

セレックシステムとは

ドイツのSirona社が手掛けるCERECのシステムを院内に設置しています。研究開発から35年以上の歴史があり、寸法精度や製作の速さに定評があります。

(日本国内における普及率は2020年の段階で約5%。メーカー調べ。)

​メーカーによる紹介動画はこちら

②時短かつ高精度

お口の中をカメラで3DスキャンしたデータをもとにPC上で設計ができるため、石膏模型を作るなどの工程を必要とせず精度低下を防ぐことができます。また、昔ながらのセラミック治療のそれとは違い、予め工業的に焼成されたセラミックのブロックを機械的に”削り出して制作”するので、セラミックの収縮による寸法への影響がありません。(セラミックは焼成時に最大20%近く収縮する。)また、スキャンを含む製作、装着までの時間はおよそ1時間程度。従来のように1週間ほどの制作期間が不要となるため、その間の微細な変化を考慮する必要がなく、忠実な制作が可能です。

治療のメリット

従来の歯の型取りを3Dスキャンに代えて行うことで、設計から製作までを一貫して機械化することを実現しています。セラミックのブロックを院内で機械的に削り出して作るため、従来の製作方法に比べ、制作時にセラミックの収縮が生じない(=高精度)ことや硬さのムラなども防ぐ(=欠けにくい)ことができます。なにより、一回の診療で治療が完了することも大きな魅力です。技工所を介することがない場合が多く、治療コストについても身近に感じていただけたら幸いです。

参考:保険適応

CAD/CAMの現状

「CAD/CAM冠」(という診療項目)が、2014年4月に保険診療に導入されました。その名の通り被せものを製作するのにCAD/CAM技術を技工に応用するものです。現状では冠すなわち被せものにのみ適応があります。保険診療で認められた歯科材料や処置工程に制約があるのが現状です。例えば、保険診療の場合、そもそも3Dスキャンの適応がなく、従来通りの型取りが求められるため、技工工程ではデジタルでも入り口はアナログのままです。石膏歯型を再度3Dスキャンすることがそのため、2度手間となるだけでなく寸法の精度に影響を与える可能性があります。また、使用される材料についてもガラスセラミックはいまだ認可材料に含まれません。